チャレンジを歓迎する環境で、
日本に、世界に、貢献する仕事を
私は、5歳の時に家族でニュージーランドに移住し、現地の大学を卒業しました。その後、耐震工事などの構造エンジニアとしてキャリアを積みました。
その一方で、学生時代から様々な社会課題にも関心があり、特に注目していたのが「地球温暖化対策」です。この世界的な課題を解決し、クリーンな社会を築くために必要な取り組みを考えた時、私が行き着いた答えは「エネルギー業界の改革」でした。
再生可能エネルギーの普及に貢献できれば、世界に役立つことができますし、将来性豊かなフィールドですから、自分自身のキャリアも永続的に高めていけるはずです。そう考えた私は、まず日本の大学院に留学してエネルギー科学の修士課程を修めた後、2019年にヴィーナ・エナジーの一員となり、新たな一歩を踏み出しました。
当社に興味を持ったきっかけは、「外資系エネルギー企業の日本法人」という点です。ニュージーランドで育ち、日本でステップアップを目指す私にとって、理想的な職場だと思えました。さらに、いくつもの大規模プロジェクトが進行中だと知り、チャレンジしがいのある環境を期待できたことも、入社を決めるポイントになりました。
現在はテクニカルサービス事業に所属しています。この部署は、太陽光・風力発電所の設計・施工管理を手掛け、商業運転の開始まで責任を持って進行するのがミッションです。土地の造成を手掛けるチームや、発電設備のシステム設計を担うチーム、高圧電流設備を取り扱うチームなど、国籍も得意分野も多種多様なエンジニアが集まっています。
こうした中で、私はプラント設計やデータ分析、予算管理などを担当しています。また、デスクワークに加えて、工事現場に足を運ぶことも大切な仕事のひとつです。日本の土地は起伏が激しいケースが多く、太陽光発電モジュールの配置も簡単ではありません。そこで施工業者と打ち合わせを重ねて、工事状況や地形的な課題をつぶさに把握し、施工図を調整していくのです。
私は発電設備の設計は未経験でスタートしたのですが、上司の丁寧なフォローもあって着実にスキルアップしました。入社1カ月で太陽光発電モジュール4万6000台超を設置する18メガワット級のプロジェクトを任された時は、「こんなに早く大きな仕事にチャレンジできるとは!」と、心が燃えたものです。
もちろん初挑戦の日々の中、技術的な壁にぶつかる場面もありました。しかし、当社には「ひとつのサクセスは、みんなのサクセス」というチームワーク重視の価値観が根付いており、各分野の専門家がサポートしてくれる環境があります。そのおかげで無事に発電所が完成した時には、大きな自信と技術面での成長の両方を得ることができました。
チャレンジの機会は、メインの業務だけに限りません。例えば私の場合は、上司に相談の上で社員同士の知識共有の機会を増やすために「ヴィーナ・アカデミー」というサイドプロジェクトを発足し、企画・運営に挑戦しています。
この活動では、毎月「リーダーシップ」「プロジェクト・ファイナンス」など様々なテーマを設け、社内の有識者を講師として自由参加型のオンライン講義を行います。この活動はシンガポール本社でも評価され、今ではグローバルな取り組みへと発展して、参加者も200名以上を数えるまでになりました。こうした社員発のアイデアを柔軟に受け入れ、どんどん形にしていけることも、ヴィーナ・エナジーの醍醐味だと思います。
今の目標は、各メンバーが気持ちよくスムーズに活躍できるよう、マネジメントスキルを磨くことです。そして将来的には、国際的な機関でエネルギーポリシーの企画立案に携わり「先進国だけでなく、途上国も含めた持続可能な社会づくりに貢献したい」と考えています。
ヴィーナ・エナジーは、そうした未来を目指せるだけの価値ある経験が積める職場だと思っています。ワークライフバランスへの意識も高い会社ですし、キャリアも人生も充実させていきたい方には、心からオススメできる職場です。
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