発電所の設計・調達・建設を、
自社完結できる強み
私はスペインのガス・石油系の大手企業でキャリアをスタートした後、地球環境への問題意識をきっかけに、太陽光発電マーケットへ転身しました。この世界で10年以上の経験を重ねています。
前職では、プロジェクトディレクターとして全国各地の発電所建設に携わってきました。こうした経験を活かして、「次のステップに進みたい」「今まで以上に大きなチャレンジがしたい」と考え、次の舞台に選んだのがヴィーナ・エナジーです。
日本の太陽光発電マーケットでは、ヴィーナ・エナジーの知名度はトップクラスを誇ります。私自身、「シンガポール本社は独立系再生可能エネルギー発電事業者(IPP)として、アジア太平洋地域最大の事業規模を有する」「日本で計画中のプロジェクトも質・量ともに国内有数のレベル」といった情報を度々耳にしていました。
さらに転職を検討していたタイミングで、当社の社員と知り合う機会に恵まれたことも大きなポイントです。その方から、社内に優秀な人材が集まっていることや、柔軟でチャレンジスピリット旺盛な組織文化について詳しく話を聞き、「まさしく自分が求める環境だ」と実感しました。入社を決意することは、決して難しい判断ではなかったです。
現在は、太陽光発電所に関するEPC事業(設計/Engineering、調達/Procurement、建設/Construction)で本部長を務めています。私のミッションは、チームメンバーとミーティングを重ねて、一人ひとりが担当するプロジェクトの進捗状況を管理し、プロジェクト成功への道程をバックアップすることです。中には異業種出身のメンバーもいますので、彼らが培ってきた能力をしっかり発揮できるよう、教育やフォローを行うことも大切な仕事のひとつです。
そうしたメンバー育成の際に必ず伝え、私自身今も大切にしている作業があります。それは、各プロジェクトの建設現場を定期的に訪問し、自分の目で現状を確認することです。日本の地形は山や丘陵地が多く、事業用地の造成・土木工事が大規模かつ複雑になるケースも少なくありません。そのため、現場の特徴をつぶさに把握することが、技術課題をクリアするための第一歩となるのです。
また、会社としても用地仕入れのスペシャリストを採用したり、テクニカルサービス事業の組織強化を積極的に行ったりと、課題解決のサポートに余念がありません。さらに自社で企画・設計・工事を一気通貫で対応できる強力なチームを完備しているため、業界でも「難易度が高い」とされる大規模案件や最新技術を用いたプロジェクトにも、果敢にチャレンジすることができます。このような環境で、他では得難い経験を積み重ねながら、時間をかけてプロジェクトが完成した時の達成感は、本当に格別です。
当社ならではのやりがいは他にもさまざまあり、その中でも多国籍な仲間が集まる職場環境は実に素晴らしいです。例えば私のチームには日本、スペイン、アメリカと3カ国のメンバーがおり、施工管理チームに目を向ければフィリピンやタイ、トルコ出身の技術者が活躍しています。世界各国から集まった、文化も発想も異なる優秀な人材とともにひとつのゴールを目指す時間は、常に刺激的です。
今後の目標は、そうした優秀な仲間と力を合わせ、現在携わっているすべてのプロジェクトを成功に導くことです。さらに、ヴィーナ・エナジーグループはアジア太平洋地域で広く事業展開していますので、将来的には「各国の現地法人を渡り歩きながら、各地のプロジェクトに携わる」といったキャリアプランも夢ではないと思っています。
このように、あらゆる可能性を追求できることも、成長期にある当社らしい魅力です。これから開発が始まる案件も多数ありますので、活躍と成長の機会はとにかく豊富です。多忙を極める時期もありますが、ワークライフバランス重視の福利厚生や働きやすいオフィス環境が整っていますので、これから入社される方も心配には及ばないと思います。充実した日々の中でステップアップを目指したい方は、ぜひ飛び込んできてほしいです。
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